よくある問い合わせ

  • 質問1 どのような人が利用されていますか?

  • 利用者の障がい起因は、脳血管障がいが約8割、頭部外傷が約1割となっています。 利用者の多くは回復期リハビリテーション病院で治療を終えた後、当センターのリハ訓練(機能回復訓練)を希望されています。
    また、病院退院後、在宅で介護保険のサービスを利用していた人が、地域包括支援センターやケアマネージャー等から当センターを紹介され、利用を希望される方も増えています。
  • 質問2 利用する際の要件を教えてください。

  • 当センターは、障がい者自立支援法による自立訓練のサービスを提供していますので、身体障がい者手帳の交付を受けた人は自立訓練(機能訓練)の利用となります。
    年齢は18歳から65歳位までで、移動動作・移乗動作・排泄時の一連の行為などが、ひとりで出来る人が対象となりますが、入浴は介助が必要でも問題ありません。
    また、訓練効果が見込まれ、集団生活ができる人です。
  • 質問3 高次脳機能障がいで身体障がい者手帳をもってなくても利用できますか?

  • 当センターは、障がい者手帳を有しない高次脳機能障がい者、または、精神障がい者保健福祉手帳のみを有する高次脳機能障がい者で一定の要件を満たす人は、自立訓練(生活訓練)を利用できます。
    当センターの利用要件を満たし、市町村から障がい者自立支援法のサービスが支給される人です。
    障がい者自立支援法では、3障がい(身体障がい・知的障がい・精神障がい)を対象にサービスが支給されます。
    手帳を有しない高次脳機能障がい者でも、国が示す高次脳機能障がい診断基準を基に市町村がサービスの支給決定をします。
  • 質問4 利用申込みはどこでするのですか?

  • 当センターの利用申請は、お住まいの市区町村の障がい者担当窓口で手続を行います。その際、本人が窓口に行くことができない場合は、代理申請が可能です。
    また、申込みをされる前に見学を希望されたら、詳しい説明と館内案内をいたします。
  • 質問5 利用申込みから施設利用までの流れを教えてください。

  • 利用申込みをしていただくと、役所から当センターに公文書で通知されます。
    この文書がセンターに届いた時点で、待機者名簿の最後に利用申込者の名前を登載します。
    定員に空きが出ると、待機者名簿第一位の利用申込者から順次利用面接を行い、そこで施設の利用要件を満たせば利用が決まります。
  • 質問6 施設入所しないで自宅から通所で利用できますか?

  • 日中のみの利用は可能です。
    家族の送迎や公共交通機関を利用して、または、マイカー運転で利用する人もおられますが、一部の地域では送迎サービスを開始しました。
    ご自分のライフプランに合わせて利用する曜日をご自分で決めることができます。入浴サービスはありませんが、昼食などその他のサービスは利用できます。
  • 質問7 どんな訓練を受けることができますか?

  • 理学療法・作業療法・言語療法・心理療法・公共交通機関乗降訓練・自立生活訓練・社会活動訓練、職業適応訓練等を提供しています。
    医師及び各専門職(理学療法士、作業療法士、支援員、看護師、介護士、言語聴覚士、臨床心理士、栄養士)の合議により作成した個別支援計画書(リハビリテーション実施計画書)に基づき総合的な支援を行います。
  • 質問8 介護保険のサービスと併用できますか?

  • 脳血管障がい者で年齢が40歳以上65歳未満の人は介護保険の第2号被保険者で介護保険のサービスが優先されますが、当センターの利用は可能です。
    当センターの施設入所を利用されると施設入所期間中は介護保険のサービスを利用できなくなりますが、日中のみ利用の場合はサービスの種類によっては介護保険と障がい者自立支援法のサービスを併用することも可能です。
    詳しいことは市町村にお問い合わせください。
  • 質問9 利用者負担金はどの位の額になりますか?

  • 食費と光熱水費は原則自己負担、施設サービス費は定率負担(1割)です。
    当センターは、食費が1日(朝食・昼食・夕食)1420円、光熱水費が月に7300円(240円/日)となっています。
    これに、施設サービス費の定率負担額(1割)を加えると施設入所利用者の負担金は最高額の人で約7万円~7万5千円位の額となります。
    また、日中のみの利用者の負担金は昼食が500円、施設サービス費の定率負担額が1日につき約600円となります。
    なお、利用者負担金は、利用者の所得に応じて市区町村が決定しますが、所得区分(生活保護、低所得1・2、一般1・2)に応じて利用者負担上限額が設定されます。したがって、全額公費負担(自己負担金なし)、一部自己負担、全額自己負担と利用者毎に異なります。

|